愛しのローズマリー
「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟監督作品です。
あらすじは、父親の遺言がトラウマで、女性の外見だけにとらわれていた主人公のハルが
エレベーターで知り合ったアンソニー・ロビンスの暗示を受けて、
人間の「内面の美」が見えるようになってしまう。
そして誰もがブスと認めるデブな女性に恋をする。
人間の美醜は本質的でない、人間は外見だけじゃないと言うことを切々と教えてくれる映画です。
この映画では極端に、美女=性格ブス、デブ&ブス=性格美人としていて、
ハルは催眠術のせいで性格美人であるブス&デブが美女に見え、
美人でも性格の悪い人はブスに見えちゃいます(。→ˇ艸←)ププッ
本質を見るめがねを付けさせられたようなもので、
他の人には見た目しかわからないので、変に思われたりもします。
この映画を観始めた頃は、そう言いつつも、どうせ最後は外見も内面も美しい女性と結ばれるか、
おデブちゃんが痩せて、すっごく美人になって結ばれるんだろうと思っていましたが、
この映画はラブコメだけど、もっと深い事を教えてくれました。
実は私、もっと人の内面を見て相手を判断していると思っていましたが、
この映画を観て、自分も外見で判断してるのかもしれないと反省しました。
自分が少し、恥ずかしくなってしまう様な映画でしたが、
この映画のおかげで、もっと真実をよく見れる人間になると思いました。