25年目のキス

2019年10月12日

 

簡単なあらすじは、

 

ジョジー(ドリュー・バリモア)は名門新聞社のコピー・エディター。
真面目で仕事の腕前は申し分ないが、イマイチダサい。
高校時代は「醜い」といじめられ、男性とつき合ったこともキスされたこともない。
そんなジョジーに念願の記者の仕事のチャンスが訪れる。
それは高校に潜入して今どきのティーンの実態をレポートするというものだった。

 

なんだか、「マイボス・マイヒーロー」みたいで面白そうですよね。
でも、25歳の女性が17歳の高校生になるってのは、かなり無理がありそうだと思ったけど、
アメリカでは制服もないし、ドリュー・バリモアは頑張ってました!

潜入調査1日目の服装&メイクは最低過ぎて笑えましたけど、
イケてる女子高生になってきたあたりからは、笑顔がキュートで素敵です。

心に残った台詞が二つあります。

本当のキスをすると涙が出るの。それはその人に出会えた喜びと
その人を失ったらどうしようっていう不安が同時に襲ってくるからよ

アデリーペンギンは、長い間かけて生涯の相手を探すのよ、
そして相手を見つけると死ぬまで一緒に暮らすのよ

実は、ジョジー(ドリュー・バリモア)が私自身にちょっと似ていて 感情移入がしやすかったです。
私は小さい頃からお姫様願望が強かったので、
世界にただ一人の、自分だけの王子様がいるのだと信じていました。
そして、主人に出逢えた時、初めの台詞のような気持ちになりました。
結婚式の日に私はアデリーペンギンになれたのかなって思います。

ジョジーの様に、小学校3年生の頃にいじめられた経験もあるし、
高校に入って、副級長とかダンス部とかでみんなに意見を言える立場になった時、
ジョジーがプロムクイーンになった時に自分と同じようないじめが許せなかったように、
私もいじめが許せず、いじめられている子をかばったりもしました。
一瞬、場がシーンとしたけど、自分で言うのも変ですが、
なぜか人気者の空気ってやつなのか、その子もいじめられることはなくなりました。

ちょっとした勇気が人生を大きく変えたりするんですよね。
この映画は、その事をわからせてくれる映画でした。