17歳のカルテ

2019年10月12日

60年代末、17歳の多感な少女が精神病院で体験した心の葛藤と友情の物語。

原作はスザンナ・ケイセンが60年代後半に
精神病院で過ごした2年間の体験を綴った「思春期病棟の少女たち」です。

主演のウィノナ・ライダーは自分自身も19歳の時に神経症で
精神病院に1週間入院したことがあるという。

この映画、かなり切ないです。
色々な事を考えさせられる映画だと思います。

私自身、うつ症状と軽いパニック障害になったことがあるのですが、
すべてにおいて不安で、寂しく、苦しみから逃れる為には
死ぬしかないって本気で思ってしまうんですよね。

私の場合トラウマではなく、会社での不安や恋人との不安が原因で
パニック障害になってしまったのですが、映画に出てくる患者達は
トラウマなどにより心に大きな不安を抱えているのです。

もし近くに不安を抱えている人が居たら、この映画を観てみて下さい。
もし自分がうつなんじゃないかと思ったら、この映画を観て下さい。

うつや病気に依存してはいけません。
自分が人と違うのではないという事が、映画の最後にわかると思います。
きっとこの映画を観て、一歩踏み出すことができると思います。