マイノリティ・リポート
ビデオ屋さんに行くと、珍しく主人がこの映画を
観たいというので借りたのですが、凄く面白かったです。
スティーブン・スピルバーグ監督作品なのでやっぱりスケールが大きいです。
《あらすじ》
「2054年犯罪は予知され、未来の罪が裁かれる」
プリコグと呼ばれる3人の予知能力者たちで構成された
殺人予知システムに従って予防的治安維持機能を遂行する。
プリコグの導入以後、殺人事件が全く起きていない近未来。
プリコグは、時に3人の予知が食い違うことがある。
システムの完全性を疑われないために、
少数意見(マイノリティ・リポート)になる予知は
存在を秘匿され、なおかつ破棄されるのだが、
その中にもしも真実が潜んでいたら…。
未来的な乗り物や道具、街並みのある一方、
一角には荒れ果てたスラム街があるなど、かなり未来とはいえ
現実的な作りになっているのが印象的です。
警察官が犯人を追うために空を飛ぶための機械も、
一見ダサいんですけど、念力とかで飛べちゃうよりは
凄く説得力があるんですよね。
初めは、犯罪が予防できるなんて凄いなって、
単純に思って観ていたのですが、街のいたるところで
個人を識別され、管理される社会はどうかなって…。
プライバシーというものが治安のためにほとんど無視される社会ですよね。
自分の未来が予知能力者にかかっているって言うのも恐いです。
最後までスピード感があって面白いので、
観た事のない人は是非観てみて下さい!