どろろ
手塚治虫作品の中でも“実写映像化不可能”と言われていたという「どろろ」が、
映画化されたというので、ずっと気になっていたのですが、
最終公開日が近くなって、やっと観る事ができました。
テーマは「正義」「勇気」「希望」だそうです。
百鬼丸役の妻夫木聡さんとどろろ役の柴咲コウさんが『HERO』『LOVERS』の
辣腕チン・シウトンのアクション指導のもと、激しい殺陣に挑んでいます。
私、原作漫画を読んだ事がなく、何の情報も知らずに行ったので、
どろろが妻夫木聡さんの役だと思っていました(^^;
それに、ただの妖怪退治のお話だと思っていたから、
百鬼丸の不運には驚きました。
でも、手塚治虫さんの作品らしく、ただ暗く悲しいお話ではなく、
ユーモアたっぷりで面白かったです!
出演していた芸能人にはお笑いの人も多く、誰が出ているのか探すのも楽しかったです。
魔物のCGやアクションもすごかったです。
『HERO』や『LOVERS』を思い出すような、綺麗な映像でした。
詳しい感想(ネタバレ含む)を知りたい人や映画を観た人はこちらから続きを↓
それにしても、父親に四十八体の魔物と契約され、体の四十八ヶ所を奪われて生まれて来るなんて、
不運なんて言葉では表しきれないですよね。
なおかつ川に捨てられるんですから…。
私なら必ず、親に恨みを果たしてしまいそうです。
でも、本当の強さとは、どろろや百鬼丸のように恨みを捨てることなのでしょうね。
父親にとっては天下統一をし、平和な世にする事が
「正義」だったのかもしれませんね。
最後の最後に「勇気」と「希望」を持てたように感じました。
やり方は間違えすぎですけどね…。
呪医師・寿海もすばらしい人だなって思いました。
肉の塊のような子供に体を与え、親となり、優しさと厳しさを与えて育て、
自分には一切その技術を使わずに、天命を全うします。
それに、「本当に助けたい人を助けられない」と言って、
長年研究していたものを、簡単に捨てることができるでしょうか。
彼は百鬼丸に「希望」を持っていたのかもしれませんね。
また、この映画で「捨てること」の大切さも学べたと思います。
百鬼丸は魔物を一匹倒すごとに体の部位が1つずつ戻りますが、
戻るたびに苦しんでいるのも、かわいそうに思えました。
妻夫木さんの演技がうまいので、本当に切なく感じました。
それにしても魔物と戦っている場面は、戦隊物とか
仮面ライダーでも見ているかの様で、かなり面白かったです。
かなりハラハラドキドキしました。
心の中で「後ろ!」とか言ってましたもの(笑)
童心に戻れた様な気がしました。
手塚治虫さんの作品なのでユーモアがある部分や、
子供達に伝えられるすばらしいメッセージもあるのだから、
血が出る部分が少なければ、子供でも楽しめると思います。
賛否両論あるとは思いますが、私は好きな映画でした。
ディスカッション
コメント一覧
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オオオオォ……(ノ゜ο゜)ノミ(ノ _ _)ノコケッ!!
『どろろ』観てきましたか!
でも、お一人で観に行ったんですね。
こんなに楽しくて面白い映画ですから旦那さん
も観れればよかったんですけどね。
しんのすけは寝不足だったのでウトウトと寝てし
まいましたが・・・( ¨)( ‥)( ..)( __)ZZZzz
なので、DVDが出たらレンタルしてまた観ます。
あちゃみんさん、映画の感想まとめるのが上手
ですね。
しんのすけは、どうも文章にするのが苦手だし
まとめることができません。
続編が結締しましたね、公開は再来年かな?
楽しみですね。
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[色:FF6699]> しんのすけさん
そうなんです、今回は一人で観に行ったので、
映画の余韻に浸ることが出来ず、残念でした。
しんのすけさんは寝てしまったんですね(^^;
寝不足なら仕方ないですね。
でも本当に面白いので、レンタルしてリベンジして下さいね♪
褒められると照れちゃいます(*´ー^`)ゞてへへ
自分が感じたことを素直に書けたらいいと思ってるんです♪
続編もやはりあるのですね!
楽しみです♪[/色]