ミラーマスク

2019年10月12日

ファンタジー文学の旗手ニール・ゲイマンのオリジナル・ストーリーを
ジム・ヘンソン・カンパニーが実写映画化した異世界ファンタジー・ミステリー。

主人公へレナが異世界での冒険を通して、
母親との葛藤を克服していく成長物語です。

他のファンタジーとはちょっと違った、ユニークなキャラクターも多く、
美しく幻想的な映像です。

なぞなぞをする人面猫が一番笑えました。

ヘレナが夢の中で、自分の書いた絵の世界を冒険をするのですが、
文字通り、絵の世界に入り込んだような映画です。
CGでほぼ出来ているのだと思いますが、映像の色が特殊で、
初めのヘレナとお母さんの現実の映像と、夢の中の映像と、
また現実に戻った時の映像の明らかに違う映像の色の区別が、
素敵で、とても芸術的な映像だと思います。

ただ、やや不気味な感じなので、好き嫌いはハッキリしそうですが…。

私はベタベタなファンタジーが好きなので、
嫌いでは無いとだけ言っておきましょう(笑)

内容はぜんぜん違うけど、この映画を観てて、
ちょっとモモを思い出しました。
(これでなんとなく想像がつくかしら?)

芸術に触れてみたい人にお勧めです!