ブレイブ ストーリー

2019年10月12日

宮部みゆきのベストセラー小説をアニメ映画化した冒険ファンタジーです。
この映画、ずっと気になっていて、やっと観れました。
CM で散々やっていたのに、なんとなく後回しにしていたんですよね。

小説は読んだことがないので、すんなりアニメの世界に入ることが出来ました。
声優も、松たか子 、大泉洋 、常盤貴子 、ウエンツ瑛士 、
今井美樹 、田中好子 と凄いメンバーですよね。
ミーハーな私は、誰がどの声なのかワクワクしちゃいました(笑)

物語の内容は、ありがちだけど深いなって思いました。
自分の運命を変えようと、扉の向こうへと飛び込んだワタルが行く先が、
「幻界」(ヴィジョン)って言うのも凄く意味深。
色々考えさせられる映画です。

以下ネタバレを含みます。

最後方の場面で、ワタルとミツルが自分自身と戦うシーンがありますが、
まさに心理学で言うところの影(シャドウ)ですよね。
ワタルがシャドウも自分なんだと受け入れる事によって、
自分自身の弱い心に勝ったと言う事ではないでしょうか。

そしてヴィジョンは瞑想の世界というか、夢の世界というか、
マトリックス(仮想現実)みたいなものなのでしょうね。
そんなことまで考えなくても、十分感動する映画だと思いますが、
私にはとても深い映画のように感じました。

一度観た人も、こんな視点から見ると面白いですよ(笑)