アトランティスのこころ

2019年10月12日

原作は「グリーン・マイル」のスティーブン・キングです。

 

《あらすじ》
写真家ボビーのもとに幼なじみの訃報が届き、過去の出来事を思い起こす。
自分のことしか頭にない母と二人で暮らす11歳の少年ボビー(アントン・イェルチン)は、
不思議な力を持つ老人テッド(アンソニー・ホプキンス)と出会う。
知的で物静かなテッドにはある不思議な力があった。
父を早くになくしたボビーは、そんなテッドに特別な親しみを感じていく。
しかし、テッドはその不思議な力のために謎の男たちから狙われていた。

 

ボビーが人生という現実の感動と悲しみを体験する奇跡の物語。
ボビーとキャロルがとても可愛いです(❀ฺ◕ฺω◕ฺ)
二人の恋を見守りたかったな。

この映画は、不思議な空気を感じる映画でした。
物語に特に奇抜さはなく、しんみりとゆったりと流れていきます。
かといってスローテンポで飽きるわけでもなく、じんわりと物語に引き込まれる感じ。
とても心にしみる映画だと思います。

小さい頃は楽しいことばかりで、アトランティスのような幻の国にいるようだ。
大人になると幻の国は消える。

とテッドはボビーに今を大切にすることを伝えるますが、
大人になっても「アトランティスのこころ」を失いたくはないものです。

二人のお別れのシーンはグッときますよ。